布川俊樹師匠のジャズギター通信レッスン、課題12回目を提出。今回も3ヶ月かかってしまいました。1ヶ月目標は厳しすぎるか、、、。達成できないとわかった時点で、モチベーション下がってしまうんで考えなおした方がいいのかも知れません。
それと目標に関してもう一つ反省。
・1週目:コード進行とソロフレーズをコピーする
・2週目:ゆっくりでいいから弾けるようにする
・3週目:インテンポで弾く〜スピードを上げる
・4週目:録音する
こんな段取りで1ヶ月に納めようという意図だったんですが、順序を律儀に考えすぎて、1ができないと2に行けないみたいな感じになったのは良くなかった。課題が難しくなってきてるので、前工程が終わるのを待ってると次に取り掛かるのが遅くなる。オーバーラップしながら進めるべきでした。以上が目標設定と進め方の反省。
課題そのもにについては、内容が難しくなっていくのは前に進んでいるからであって喜ばしいことなんですが、今回は特に大きな壁にぶち当たった感がありました。
今まで、指板上のポジション(音名)が覚えれない、スケールが覚えれない、理論がわからない、譜面が読めない、というないないづくしの状態で「とりあえず書きソロのコピーだけ」から始め、徐々にアドリブにチャレンジしてますが、相変わらず理屈ぬきで相対音感だけを頼りに手探りで弾いてる状態です。ダイアトニックコードのみの曲はそれでも何とか弾けたんですが、今回はノンダイアトニックのコードがいろいろ入ってきて、それにうまく乗れない、乗ろうとして音を探しているうちに混乱してその先が弾けなくなるっていう感じで四苦八苦。結局いつもにもましてボロボロな演奏を提出せざるを得ませんでした。
「理屈は後からついてくる」と信じて、とりあえずは理屈を横に置いてやってきた、それはそれで良かったんですが、そろそろ苦手な事に真剣に向き合わないといけない時が来たようです。師匠からいろいろアドバイスいただけたので、じっくり腰を据えて取り組みたいと思っています。問題は時間の捻出か、、、。
<バックナンバー>ジャズギターレッスン記No.0
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私はギターはわかりませんのでその前提で。理論が必須とは思いません。が、知っているのと知らないのでは演奏のとっかかりに差が出てくるように思います。
コードとスケールには密接な関係があるし、進行もなぜそうなっているかを理解するにはある程度の理論は必要かなって思います。
実はエレクトーンの人、意外にスケールが弱いんです。これも頭で考えずに譜面を弾き続ける弊害だと思います。楽曲弾くのはそれで良くても即興の試験で弾けないって人、ごまんといますよ。
投稿情報: ばんび | 2013年7 月 4日 (木) 10:24
そうなんだよねー。理論は知ってると応用がきくし、新しい事を覚えるのも加速するだろう、って言うのは分かってるんですが。どうも僕は物事を時系列で把握するのが苦手みたいで、コードの理論はだいたい分かってるんだけど、それをスケールって言う形で時系列にバラすと途端に分からなくなる。それと、弾きながら歌うことを長年訓練して来たのが仇になってる面はあります。弾きながら歌おうと思ったら、ギターは全く何も考えずに勝手に手が動いてる状態まで持って行かないといけないんですが、それになれちゃって、考えながら弾くってことが出来ないんですよ。その辺をどう克服するかって感じです。
投稿情報: bogey#1 | 2013年7 月 4日 (木) 22:10
ダイアトニック以外のコードが出てきてスケールを見失うとしたらそこが軽く転調していることに気付けていないのかもね。
調判定のトレーニングをしよう!
ダメ?(笑)
ちなみに私は「これでもかっ!」っていうくらいトレーニングしました。
まあ、でも理論は後付けでいいんじゃないですかねー。
がんばってね。
投稿情報: ばんび | 2013年7 月 4日 (木) 23:24
調判定のトレーニング?ってどんなの?
ちなみに今回のかだいもサブドミナントマイナーっていうのが出て来て、要はそこで転調してるんだろう、それはわかるんだけど、そこでにわかにスケールを切り替えるって言うのができない。っていうかそれ以前にもとのキーですらスケールって言う観点で把握できてないので、、、、。前途多難。
投稿情報: bogey#1 | 2013年7 月 5日 (金) 00:50
調判定はね、メロディラインや和声進行からそれがどの調に属するかを判別する理論の勉強です。
メロディだけだとちょっと判別しづらいので、一旦和声進行に落とします。ポピュラーで言えばコードをつけ、7thをカギにしてキーを判別します。
1曲を通して一つの調(キー)だけに属することは普通の楽曲ではあまりなく、部分的に転調を繰り返してます。ドッペルドミナントとか(ダブルドミナントのこと)瞬間で終わるものとかもあるけど(笑)
サブドミナントマイナーは同主調の同度数和声を借りてくることなので、コード進行をリハーモナイズするときによく登場しますね。キーボードでは順次進行の時に差し込むとカウンターライン(大まかな対旋律)がつながるので、よく使います。
すごく単純で今さら…と思うかもしれないけど、まずはメジャーとマイナー12スケール、それぞれの近親調にすぐに移動できるようにするとアドリブにきっと役立つと思います。
って、エラそうに言いましたが、私、楽典をちゃんと習うまで、サブドミナントはドミナントの下で4度なんだと勘違いしてました。正しくはトニック-5度、なんだよねー(汗)
私は人に教える資格上、理論はきちんと身につけないと、というのがあったので体系的に勉強したんですけど、耳で感じて覚えていくというのも十分ありだと思いますので、無理してやることもないと思いますよー。
あせらずにがんばってねー。
投稿情報: ばんび | 2013年7 月 6日 (土) 13:35
ありがとう。調判定、、、なるほど。正に僕が必要としてるスキルですね。っていうかそれ以前に習得しないといかんことが多々ある気がするけど(苦笑)。
ちょっとググってみたけど、平行調も同主調も近親調の一種なんですね。平行調しか知らなかった。
ドッペルドミナントはセカンダリードミナント?
>サブドミナントはドミナントの下で4度」
僕も全く同じ理解をしてたけど、違うの?トニック-5度と何が違うのかわからない、、、。
やっぱり体系的に勉強した方がいいのは間違いないね。ただ、僕の場合耳で感じて、って言う方を優先しないと結局覚えられない気がする。
投稿情報: bogey#1 | 2013年7 月 8日 (月) 02:32
音は同じだよ。IVがサブドミナント。これ、日本語読み(?)だとわかりやすいんだけど、ドミナントは属音、サブドミナントは下属音。
主音を中心にして上下完全5度が属音と下属音、だねー。
Cメジャーなら、上完全5度はG、下完全5度がF。
でも、下完全5度って結果的には上完全4度と音は同じだから、1オクターブ内でおさまるように便宜的にそう言っているらしい。
ジャズでも多分5度圏って出てくるよね。そいつです。シャープ系(属調)とフラット系(下属調)、回る向き逆だよねー。
ダブルドミナントはセカンダリードミナントの中の一つで、VのさらにV7。ドミナントのドミナントだからダブルというんだねー。楽典ではドッペルドミナントというんだけど。何語なんだ?ドッペルはドイツ語っぽいけど、ドミナントは英語だよね(笑)
キーがCならD7がダブルドミナント。で、これが出てくるあたりは当然元のキーがCでもここだけキーがGになります。軽く転調しているんだね。よってこのあたりでメロディを作るなら、ファにシャープの臨時符号をつけなくては、です。
あたまでっかちでゴメン。理論やっている人間にありがちだな(爆)
投稿情報: ばんび | 2013年7 月 8日 (月) 22:35
なるほど。確かに日本語だと分かりやすいね。シャープ系、フラット系と合せて理解すべし、なのかな?5度圏は見たことあるけどあんまり意味よくわかってないんだよね、、、。
あたまでっかち、っていうか、理論も音感とちゃんと結びついておぼえてるからこれだけちゃんとした解説が出来るんだと思いますよ。僕は言葉だけ知ってることはそれなりにあるんだけど、実際の音でイメージできないから使えない、っていう状態だと思います。
有り難う。助かります。
投稿情報: bogey#1 | 2013年7 月15日 (月) 10:45