bogey#1's life full of music

Goodbye MASSANOVA CAFFE

いろいろお世話になったマサノヴァカフェが今日で閉店。このお店だけはずっとそこにあっていつでもふらっと立ち寄れるものと思ってたので、開店して何年なんて気にしたことありませんでした。7年ちょっとだそうです。

最初に寄った日、僕はテーブル席でコーヒー飲みながら何か考え事をしてました。マスターがカウンターから出てきて「開店記念で、エスプレッソ、サービスしてます」と小さなカップを出してくれました。ちゃんとしたエスプレッソを味わったのはこれが初めて。何故かこの時のことは昨日のように鮮明に覚えてます。

その後、ビールを置いたり、深夜まで営業するようになったり、内装もいろいろ試行錯誤したり、真新しかったお店がだんだん「濃い（？）」感じになっていくのを見てきましが、なによりすばらしかったのはカウンター席に座って知らない客どうしがなんとなく話をして顔見知りになって行く感じ（僕はそういうのあまり得意じゃないですけど）。今、チェーン系のカフェが増えて、おいしいコーヒーはどこでも飲めるようになったけど、こういう地域のつながりはチェーン店では起こりえないですから。
　　初めて受けたヴォーカルレッスン、
　　毎年出演させていただいてる香里音楽フェスティバル、
　　今や大事な家族となったウチのネコ殿、
みんなこの店でのご縁がきっかけでした。

閉店といっても、お店は新しい人に引き継がれ、内装などもほぼそのままで年明けに改めてオープン（店名は変わりますが）ということなので、とりあえずよかった。マスターは今まで「二足のわらじ」で頑張ってきたマサノヴァ・アートの方が忙しくなり、そちらに専念するためにカフェをやめる決心をされたとのことで、今後、そちらでのご活躍をお祈りします。

おつかれさまでした。ありがとう！

Goodbye my SG

僕はとても物持ちのいい、ま、いわゆるビンボー性ですな。
特にギターとなると、左利きゆえ手放すと二度と手に入らない、というのもあって、いままで下取りに出した一本を除いて全て大事に持っています。

写真は大学時代の後半からメインで弾いていたSG（トーカイ製のコピーモデル）です。ES-335を入手してから弾く機会が減ってしまい、でもスライド弾くときはコイツじゃないといかん気がして、そういうときだけ引っぱり出してました。

今日このギターを、お世話になった（何故過去形なのかはまた後日）カフェのマスターにお譲りしました。もともと右用ギターのナットを交換して左用にしただけだったんで、右用に弦を張り替え、弦高調整、オクターブチューニングをやり直して。最後にBlues Jr.につないで音だしチェックしましたが、結構いい音でした。久しぶりに練習するためのギターがほしいとのことだったので、ちょうどいいんではないかと。高価なギターではないですが、大事に弾いてやってください。

音源の引っ越し

The Double Bogey のサイトからリンクして音源をアップしていたヤマハ 'My Sound' のユーザースペースサービスが今日、終了になりました。

そんなわけで、昨日慌ててリンクを 'myspace' にはりなおしました、というご報告です。myspaceは前からぼちぼち準備してたんですが、設定がわからないやら何やらでもたもたしてるうちにギリギリになってしまいました。

'myspace' だし、せっかくだから英語のプロフもちょこっと書いてみましたが、自信ないんで、誰か添削してください（苦笑）。

思えば最初に 'My Sound' に登録したのが5年くらい前、まず2曲上げて、次もどんどん上げようと意気込んだはずでしたが、とりあえず、の2曲を放置したまま現在に至る、、、、。

だめですねぇ、こんなんじゃ、、、、来年は新録がんばります、、、、たぶん（笑）

何も、足さないで、、、

今年もライブをたくさんやらせてもらい（あくまで、僕らなりには、ですが）、常に次の予定があるというありがたい状況。うれしい反面、実力の乏しいアマミュージシャンゆえ余裕がなく、アレンジ考えたり練習したりでせいいっぱいで、聴くことを楽しむ時間が少なかった気がします。全くなかったわけではないですが、アレンジのアイデアないかなとか、どうも目的意識にとらわれた聴き方になってしまって疲れるというか、、、、。

まぁ、そんなわけで今はしばし目的意識抜きでリラックスして聴くことを楽しんでます。

で、以前一度紹介した台湾のこの人、陳綺貞。素朴でいいんすよ。結構有名な人みたいですが、こんな大きな会場でもギター一丁弾き語りでやってたりして、これがいい。現実にはそういうわけにもいかないんだろうけど、こういう「素」がいい人には何も足さないで聴かせてほしいなぁ、、、、。

玉砕？（笑）

土曜日、今年最後のライブ、、、っても、どっちかっちゅうと宴会が目的の仲間内のイベントですが。 サダ＆ヤスとThe Double Bogey の4人でなんとなく決めたお題は「A.O.R」。
　　Lowdown (Boz Scaggs)
　　Private Eyes (Daryl Hall & John Oates)
　　99 (Toto)
　　Just The Two Of Us (Grover Washington Jr.)
　　Kid Charlemagne (Steely Dan)
　　Thriller　(Michael Jackson)
ん？これ「A.O.R」？って曲も一部ありますが（笑）、、、要は4人のオヤジがやりたい曲を思いつくまま選んだ結果。これをメドレーでやったんですが、正直キツかった。まずヴォーカルがね、、、歌詞覚えられない、歌い回しがいちいち難しい、メドレーとはいえ6曲分。2日前までは歌い通せる気が全くしなかった。当日の朝、電車の中でもぶつぶつ言ってましたよ。

まぁでも、がんばったらそれなりに何とかなるもんで、本番は数カ所歌詞が飛んだものの、何とか気合いで歌いきりました。

んで、最大の課題、Kid Charlemagne のギターソロ。これはあえなく「玉砕」、、、
数小節弾いたところでポジションを見失い、アタマ真っ白。最後までもとに戻れず、、、、orz。
まぁ、もともとギターソロ苦手な僕としてはよくある事なんですがね。

でも、挑戦してよかったです。最初はまず僕には「無理」としか思えなかったこのソロ。一つ一つフレーズをひろってつないでいって、メトロノームを半分くらいのテンポから徐々に上げて行き、とにかく「弾ける、弾ける」と自分に言い聞かせ、前日にはほぼ原曲のテンポで何とか弾けるところまで来ていたので、それだけでちょっとした驚きでした。本番で弾けなかったのは、せっかく与えてもらったチャンスだけに申し訳なかったですが、、、。原因は技術面と精神面と半々ですね。本番は練習の6割くらいの力しか出せない、そんなもんです。あと、僕みたいにもともと演奏能力高くない人間はコピーやらないとダメですね。ここ数年、オリジナルアレンジといえば聞こえはいいけど、自分で作ったソロしか弾いてないから、運指にしろ音感にしろ、勉強になりました。

今回も、練習含めて楽しかったです。皆さん、ありがとうございました！

blog100回目 ＆ 難曲に挑戦

The Royal Scam

スローペースなこのブログですが、初めて2年半で今回ちょうど100エントリー目。日記なんぞ書いたこともなかった自分としてはまぁ良く続いたもんだと。

さて、年末ってことで、The Double Bogey のライブは11月の香里フェスで一応終了。

あと一回、内輪だけでやる演奏会が12/12にあり、アコギデュオ「サダ＆ヤス」さんから「一緒になんかやる？」ってお話。あーいーすねーって軽いノリで各自iPodを持ち寄り、これまた軽いノリで選曲。んで、パートはどうする？？普通にやったらギタリスト×3、ベーシスト×1なんだけど、
　　「俺、ローズの音が出せるだけでシアワセ」とキーボードに回るサダ氏。
　　「ギターおまえ弾け」とベースに回るヤス先輩。
　　　黙ってドラムに回る相方のベーシスト、bogey#2
よって、僕だけいつものギター＆ヴォーカルというポジションにはまる。それはいいとして、4人で好き放題選んだ曲がどれも難曲。極めつけは、Steely Dan の "Kid Charlemagne"。名うてのセッションマンをよりどり集めまくってレコーディングしてた後期 Steely Dan が「ギターにうるさかった」のは有名な話で、Larry Carlton が弾いたこの曲のソロは金字塔の一つでしょう。
「サダ＆ヤス」はアコギデュオで活動してるものの、元々二人ともエレクトリックの人で、僕より数倍上手い。ゆえにこの曲だけでもお二人のどちらかが弾くから僕はベースに回ったらええんやろと。ましてやヤス先輩はこの曲ちゃんとコピーしてて完璧に弾けるのに「おまえ弾け」と。無茶振りともいえますが、こんな下手くそにチャンスをくれる皆さんオトナです。この曲弾かせてもらえるチャンスは二度とないでしょう。必死でがんばります。

いや、それにしてもこのソロ難しい。そんなに速くはないし、聞き慣れて耳にこびりついてるんだけど、普通の指癖では予測のつかない展開の連続でどうにも指がついてかない。これ弾きこなせたらかなり成長する気がするが、あと1週間ちょとで何とかなるんか？？