9月にゲットしたガットギター、小平のAST-60にピックアップを付けました。
L. R. BaggsのiBEAM(アイビーム)というモデルのクラッシックギター用。ピエゾピックアップです。アコースティックギターのピックアップはスティール弦ならマグネティック、ピエゾ、コンデンサーの選択肢がありますが、ガット弦の場合マグネティックはあり得ないので、ピエゾ or コンデンサー(もしくは2種類をミックス)ですね。
ギターとの相性とかいろいろ周辺条件がある上、「試しに音を出す」ことができないので、何を選んでいいやら、、、。楽器屋さんで話しを聞いたり、ネットで情報収集したりしましたが、結局あまり決め手はなく、カンで選んだようなもんです。
仕上がって来たギターはエンドピンの位置にアウトプットジャックが付いたぐらいで、外観は何も変わりません。
アクティブなんで、エンドピンジャックの中に回路が内蔵されていて、ボディの内側、ネックエンドのところに9V電池が取付けられています。サウンドホールの内側に音量調整の小さなダイアルが付いています。
6弦と5弦の間に見える小さなダイアル、わかるでしょうか?僕には結構都合がよくて、Eastmanのフルアコのピックガード裏についているボリュームと同じ操作感なんですね。ここまで考えてなかったですが結果オーライ。
音は、残念ながらプラグインして1発で100点とはいかないですね。まぁ、予想はしてましたが。中低域のハコ鳴りが強調されすぎ、ちょっとこもる感じがあります。まだ家のギターアンプと、オーディオインターフェイス+ヘッドフォンでしか試してませんが、イコライザで500Hzから下の帯域を削ってやるといい感じになります。比較対象がないのでよくわかりませんが、イコライジング後の音は結構いけてるんじゃないかと。ちゃんとPAに接続して試行錯誤してみたいですが、やっぱり外付けのアコギプリアンプみたいなのが必要ですかねぇ。アドバイス求む!
僕にとって初めてのガットギター、入手して約半年、だいぶなじんできた感じです。楽器の方が物理的になじんでくることはないので、自分がなじんできたんでしょうけど。同じ「ギター」とは言え、エレクトリックとは別の楽器と思った方がいいですね。極端な話、ギターをベースに持ち替えた時と同じで、自動的に自分のスイッチが切り替わる感じ。幅広のネックや弦高も、それはそれとして弾けるようになってきました。ピックアップ取付けしていただいた工房の方も「クラッシックの弦高はこんなもんなんで、頑張って慣れてください」とのこと。
さて、The Double Bogeyの活動ですが、高槻ジャズストリート、今年も出演させていただけることになりました。
・日時:2008年5月4日(日) 19:00~
・会場:JKカフェ
できればこのギターを実戦投入してみたいと思ってます。アレンジがんばります。
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