土曜日、The Double Bogey 、今年初のスタジオ。MacBookにオーディオインターフェイス、マイクプリアンプなどなど持ち込んで、、、。そう、レコーディング。今年の活動はこれからスタート。
自分たちのアレンジを形にしていろんな人に聴いてほしいという想いは前々からあり、2年ほど前にギター,ベースだけ録って、あと歌入れるだけ、というとこまでいってながら、忙しくてお蔵入りになってる音源があったのです。新録もしたいんですが、まずは仕掛かり曲を仕上げるところから始めようと。
以前は専用機(ハードディスクレコーダー)で録ったんですが、2人ともMacだし、パソコンの方が共同作業もできて操作性もいいよねと。音源をGarageBandに移し、MacBookでスタジオへ。意外にさっくりと4曲を録り終え、あとは家で調整しようと。
が、しかし、、、。家で聴いてみると歌が全然ダメ、、、愕然とした。演奏の方もギターとベースを「せーの」で一発録りしたものでクリックも使ってないんでアラはたくさんあるのだけど、今回の歌はそういうレベルじゃなく、なんて言うんだろう、、、、とにかく聴いていられない。
どうにも納得できず、日曜もう一度スタジオへ。下手なりにベストをつくそうとひたすら歌う。4曲あわせて、多分40〜50テイクくらい歌ったか。一回歌うごとにフレージングや表現はよくなっていくんだけど、それに反比例してノドの状態、体力が限界にきて、声に力がなくなっていく。発声、発音、歌い回し、呼吸、リズム、全てが噛み合ないといい歌にならない。結局納得いったのは最初の1曲だけ。でも、それでいい。今回、いろんなことがわかったから。
練習はうそをつかない。サボると確実に後退する。録音に向けてそれを怠ったわけではないんだけど、その方法が問題で、短い空き時間を活用しようとiPhoneに入れたオケを使って歌うという方法をとった。その時に時間節約のためにマイクのセットアップをせず生声で練習してしまった。これがよくなかった。普通の部屋ならまだしもデッドな音響のスタジオでマイクなしだと自分の声を客観的に聴けない状態なんで、発声練習にはなっても歌の練習にはならない。むしろ細かいピッチやフレージングに無頓着なまま歌い続けることで悪いクセがついてしまったかも。
まだノドが少しヒリヒリしてるが、治まったら、スピーカーかヘッドフォンでしっかりモニタリングできる状態で練習して、残りの3曲に再挑戦しよう。
願わくば、練習に費やす十分な時間がほしい。時間が、、、、。
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