遅くなりましたが8月21日、amHallに足を運んでいただいた皆様、USTREAM配信をご覧いただいた皆様、ありがとうございました。
アマチュアとは言え、足を運んで時間を割いて聴いていただく以上、聴いてよかった、楽しかった、と思ってもらえる演奏をしないと申し訳ない。そのために毎回ベストを尽くしているつもりですが、毎度のことながらお聴き苦しい点が多い演奏になってしまったのも事実で、あくまで前向きに次の演奏につなげるために、反省点を押さえておきます。
ヴォーカル
ヴォーカルを始めた当初、ロックトリオだった頃は自分の細い声が嫌だった。その後、デュオ(=ドラムレス)になって、発声に対する考え方が変わった事、ヴォーカルレッスンに通ったことで「自分の声が嫌」というレベルは脱することができた。問題は歌い方、声の出し方であって、ちゃんと発声ができていればそんなに捨てた声ではない、と思えるようになったから。今の問題は、その発声が安定しないこと。精神状態やギターの演奏の影響で、腹式呼吸がおろそかになり、音程が不安定になる。今回「歌だけ練習」をかなりやったので良くなった部分はあるが、ムラが大きすぎる。
ギター
壁にぶちあたっている、成長してないというのが実感。ちょっとした緊張で指先に神経が通わなくなり、肝心なところでソロをミスる。一度ロストすると元に戻れないタイム感の悪さ。この辺がどうにも克服できてない。
コンビネーション
ギター&ヴォーカル両方やる、このこだわりが捨てられない以上、避けられない問題。理想は余裕をもってアレンジを固め、「歌だけ練習」「ギターだけ練習」をしっかりやり、その上でメトロノームを相手にコンビネーションを固める。今回メトロノーム練習をサボったのがイタかった。辛気くさくて気が乗らないけど、これはやっぱりやらないとダメ。
PA
ロック時代の感覚が抜けないのと、最近カフェ等の小規模会場に慣れきっていたので、モニターの返しは多くを要求しない(ステージ上の音をごちゃごちゃにしたくない)というこだわりがあった。が、ドラムレスの場合、この考えは改めないと。モニターに返しがない状態で、お互いの音がよく聴けてないとリズムがちゃんとあわせられない。ライブハウスではお互いの音をモニターに返してもらう事を忘れないようにしよう。
精神面
結局これが一番の課題。今回来てくれた大学の軽音仲間に「しまった!って顔したらアカン」と言われた。全くそのとおり。歌。ギター、どっちかミスると連鎖的に崩れる。演奏技術ももちろんあるが、精神的な弱さの方が多分影響としては大きい。
機材
新しく導入したRC-Boosterがいい効果を発揮してくれた。今までノンブーストでソロを弾いていたが、コードバッキングに比べ音圧が下がるのをカバーしようと力みがちだった。今回、ソロを少しオーバー目にブーストした状態で思い切りソフトに弾いてみた。ピッキングのタッチに十分ヘッドルームを残せば繊細な表現ができるし、力まないことで自然な弦振動が生きてツヤのある音になる。しかもエフェクトON/OFFの違和感がほとんどない。このペダルは手放せなくなりそう。課題は、歌う、弾く、ペダルを踏むという動作を一連のシークエンスとして体に覚え込ませること。
とまぁ、こんな感じで反省してみましたが、聴いてくれた皆様から忌憚のない叱咤激励、アドバイス、お待ちしております。
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