ライブ初体験 - Godiego - - bogey#1's life full of music

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本題の前に告知です。The Double Bogey、8月21日（土）梅田amHallでのライブ、出演時間が14時〜に決まりました。詳細はサイトの方でご案内していますので、是非足を運んでいただけたらうれしいです。

今回、このライブを何とUSTREAMで生中継する予定です。 http://www.ustream.tv/channel/sound-paradise-2010
このURLにアクセスしてリアルタイムで見れます。東京のアナタ、沖縄のアナタ、是非聴いてください。Twitterで茶々も入れれます（笑）。あぁ、マジで練習せな、、、。以上、告知でした。

DEAD END

さて、今日は僕の「ライブ初体験」について書いてみます。音楽を聴き始めたのは小学校の後半ぐらい。その頃、結構バンドがたくさん活躍してた中で、僕が心をとらえたのが Godiego（ゴダイゴ）

ご多分に漏れず「西遊記」で知ったクチですが、当時おカネがなかった僕はレコードを持ってる友達の家に行っては聴かせてもらい、そのうちレンタルレコードができたりして、過去のアルバムもほぼ全て聴いてましたが、ライブに行けるカネは到底ありませんでした。

高校で体育系のクラブに入り、そこで「K君」という、これまた熱狂的なGodiegoファンに出会いました。既に人気のピークが過ぎて、聴いてるのは本当に好きな人だけでしたから、すっかり意気投合し、音源の貸し借りをしたり、よく音楽話をしました。

そんなある日、K君が「ゴダイゴが市民会館に来る」という情報を仕入れてきたんです。テレビ番組の公開収録で、土曜日の夜。市民会館は高校から歩いて20分くらい。「やった！」といいたいところで問題が。当日の昼に整理券をもらいにいかないと入れない。ところが僕らの所属していたクラブが結構真面目な体育系で、その日も授業終って練習がある。「ライブ行くんで休みます」とはとても言えない雰囲気。

泣く泣くいつものとおり練習に参加したんですが、本番は夜。練習が終った時間はちょうど収録が始まったぐらい。「何とか入れへんかな？」必死で走りました。息を切らせて着いた市民会館、既に入口は閉ざされている「やっぱりアカンか」とうなだれる二人。

しばらくそこでぼーっとした後、どちらが言い出したのか建物の周りを探り始めました。確か二階の外周が廊下になっていて外に面して扉がならんでいた。その扉を一つ一つチェックしはじめたんです。当然カギがかかってるんですが、それでも諦めきれず、ほぼ一周し終わる頃、見つけたんです。隙間が空いて光が漏れている扉を。多分放送用だと思いますが、太いケーブルを扉の隙間から通しててそこだけカギがかかってなかった。誰もいないことを確認してそお〜っと開くと、ステージと客席が。「やった！」声を押し殺して目で合図をし、照明が暗くなるのを見計らって中へ。

その後、どうやったのか覚えてませんが、図々しく前の方の席まで行きました。通路に座ったのかな？とにかくゴダイゴの登場には間に合って、全曲聴きました。骨太でタイトなロックサウンド。シビれました。中でも忘れられない最後のサプライズがこの曲。DEAD END。西遊記でブレイクする前の2ndアルバムのタイトル曲。ファンには知られた曲ですがまさかテレビの収録、市民会館でこんな曲をやってくれるとは！鳥肌が立ちました。

誰に謝ったらいいのかわかりませんが、不法侵入ゴメンナサイ（笑）。最高の思い出です。