なんとWindows版Safariが出るそうです!!!
おっと、、、これじゃWindowsユーザーの方はなんのこっちゃわかりませんよね。失礼しました。
Mac OS X (アップルコンピューターのOS)に標準でついてるWebブラウザがSafari(サファリ)です。
2003年にMac OS専用で出て来て、その直後にマイクロソフトがInternet ExplorerのMac版の開発を中止したこともあって、Macユーザーにはおなじみのソフトですが、そのWindows版がでる!って話です。6月11日に発表、すでにパブリックベータ版の無償ダウンロードが始まってますが、僕は今日初めて知りました。
(追記:β版はメニューが日本語対応してないなど、まだ問題はあるようです。インストールは正式版を待った方がいいかもしれません。)
Widnowsユーザーの方は「何それ?」「それがどうした?」って感じでしょうね。今や「ブラウザといえばInternet Explorer」が常識になってますから、みなさん使い慣れてらっしゃると思いますし、わざわざ他の物を使おうという気にはならないでしょう。
でも!ですねぇ、Windowsユーザーの方に是非使ってみていただきたいと思うのです。
僕がSafariを気に入ってるのは、なんと言っても見た目がシンプルという事につきます。ブラウザを使うということは、言うまでもなく「Webサイトが見たい」わけで、要は「中身が肝心」なわけです。
SafariはIEやNetscapeに比べると、限りなくシンプルです。ヘッダーはモノトーン、ボタンも最小限でコンパクト、スクロールバーが必要に応じて出ますが、それ以外はほとんど「何もない」状態。IEを使い慣れた人からすると「物足りない」「機能が少ない?」(実際はそんなことないですが)と感じられるかもしれません。好みの問題もあると思いますが、中身を見せる事に徹して、その道具であるブラウザはそ自己主張しない、という考え方だと思います。「絵を見たいのであって、額縁を見たいのではない」と考える僕のような人間にはとても良心的な設計に感じられます。
Mac用のソフトとして生まれて、Windowsの世界でも生き残っているソフトは、古くはMicrosoft Excel(ウソのようなホントの話)から、AdobeのPhotoshop, Illustratorなどのデザイン系ぐらいでしょうか?本家アップルコンピューター自身が開発したものではFileMaker(今は別会社ですが)、QuickTime、iTunesがあります。特にiTunesはiPodと一心同体ということもあって大きく成長しましたが、果たしてSafariはIEという超強豪を相手に善戦する事ができるでしょうか!?
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