エフェクターあまり好きではないというのは以前書いたとおり。The Double Bogeyで目指している音色はジャズギターサウンド、すなわちフルアコ、セミアコをアンプに直でつないだクリーントーン。基本その音で曲によってカラーを変えるためにユレモノを少々、って感じです。
ずっと悩んでたのが、ソロとバッキングの音量、音圧。バッキングは控えめに、ソロは太い音で、音量もしっかり出したい。普通ジャズギターの人はギター本体のボリュームで対応するでしょうけど、僕はボリューム操作が苦手。弾きながら歌ってるんで、ソロ後にバッキングの音量に戻すのが難しく、いつもあたふたします。
エフェクターで何とかならないかとグライコでブーストしてみたり、オーバードライヴを歪みゼロで使ってみたり試行錯誤するも納得いかず。どうしても音がにごったり、ノンブーストの音色とのギャップがありすぎたり、、、。
ある時聴きに行ったライブでギタリストがすごい存在感のある音出しててぶっ飛んだんです。僕がかつて愛用していたBOSSのオーバードライヴ、旧友が改造してくれたSD-1を彷彿とさせる音の太さ。それでいて音色は全くのクリーンでテレキャスらしさを保ってる。後で足下を見に行ったらその音の正体がこの白いペダルでした。
というわけでゲットした RC BOOSTER。"RC"=Real Clean。クリーンブースターというものです。その名のとおり元の音を素直にブーストしてくれます。かといって音量を上げるだけではなく音に存在感、ツヤが出て来る感じです。この辺が不思議なところで音をどう料理してるのか気になります。トレブル、ベースのEQもいい周波数で効いてる感じで、ツヤ感、太さ感を思いどおりに調整できます。まだ家で弾いただけなんで次のスタジオが楽しみ。
エフェクトボードに取付けようと思ったら底面四隅にゴム足が接着されててマジックテープで貼れない。足をもぎ取るのも気が引けるので、適当にスペーサーをつくってみました。CDのプラケースをライターであぶったカッターで切って形を合わせ、両面にマジックテープを貼ってペダルとボードの間に挟む感じです。
というわけで、The Double Bogey のボードはこれで完成の域に達したかな。あとはeneloopが欲しい〜。
<追記> eneloop music booster、ゲットしました!
おお、なんかよさげだなぁ。こいつをフルボリュームのHIWATTにかましたらさぞかし……じゃなくて!
それと同じぐらい感心したのがワウワウとPhase 90だったりする!
投稿情報: oldnick | 2010年6 月 6日 (日) 16:20
フルボリュームのHIWATTにwww、いや、そういう使い方もアリでしょう。今度 Marshall で試してみよう。
このブースター、Bass の EQを2時くらいまで上げると、oldnickが改造してくれたあのODの押し出し感とそっくり、それでいてクリーンという、正に僕のためにあるような(笑)。
ワウはドラムのいないデュオでパーカッシブなノリを出すには最高だったりする。Phase 90は "R28 mod"って改造をしてあります。
投稿情報: bogey#1 | 2010年6 月 6日 (日) 17:04