ずいぶん前の話、約二年間だけ台北という街に住んでました。
あてがわれた部屋が築30年は超えてるボロアパートで、当時はそれを不満に思ってたけど、今となっては感謝してる。何故って、居心地が悪いから部屋にいる気がせず、ヒマがあればぶらぶらとうろつき回り、街の空気を存分に吸収したから。だから二年って短い期間にも関わらず、台北は僕の「第二の故郷」といっていい特別な場所になった。今じゃずいぶん変わってしまってるけど、それでも懐かしい「第二の故郷」には違いない。
何でこんな話するかっていうと、YouTubeで偶然こんな歌を聴いたから。
陳綺貞(Cheer Chen)、台湾のシンガーソングライター。オフィシャルサイトや日本語のWikipediaもあるから結構有名なんかな?YouTubeにもたくさん上がってるけど、この「九份的咖啡店」という曲が、何か来たね。九份って街にある喫茶店という歌。別に伝統音楽でもないポップスなんやけど、僕がこの曲になんともいえない郷愁を感じるのは、歌詞が中国語だから、だけではないはず。何かあの街を感じる空気がある、、、、。
そんな僕の与太話はおいといて、まぁ、聴いてみてください。素朴な弾き語り、歌もギターもとても自然で心にしみる。
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