去年買ったばかりの新しいギターなんですが、カッタウェイ側のネックサイドのバインディングの脇の塗装に亀裂というか気泡のスジみたいなのが入ってました。多分買った時からその状態だったんですが、弾く時は見えない場所なんで僕も気付かず、スタジオ練習の時にバンドの相方が見つけてくれたんです。で、これは修理出した方がいいよねと。
修理は約3ヶ月かかりました。ラッカー塗装は薄く吹き付けて乾燥させ、また吹き付けて乾燥させ、を何度も繰り返すんで、ただでも時間かかるんですが、ちょうど梅雨の時期をはさんでしまったため更に長引いてしまいました。
出す前はちょっと不安だったんです。問題の場所が、ちょうどボディとネックの接合部にあたるんで、塗装だけの問題なのか、接合部にも影響があるのか?その辺、うやむやのまま塗装のやり直しだけで済まされたらイヤだなと。
その辺は、さすが山野楽器さん、今回、塗装の問題とあわせて、弦高の調整幅にも難があったので、それも合せてお願いしたんですが、状態を確認してから修理にかかるまで、リペアの方や本国のメーカーとも連絡を取った内容と「こういう方針で修理にかかります」というのを何度か連絡いただいたので安心できました。
それと、このやりとりで勉強になったことが一つ。ギターのような木材を使った楽器は製作の過程でそれなりに寸法等の狂いが出て来るんですが、その際、基準値に合わせる方向で修正しながらくみ上げて行くという考え方と、個体のばらつきを「是」として、個体ごとに一本の楽器として最適な状態にくみ上げていく考え方。これはどちらが正解ということではなく、あくまで各メーカーの方針しだい。僕のこの楽器のメーカーは後者の考え方だそうです。
そんなわで3ヶ月ぶりに戻ってきたギター、塗装は全く分からないくらい綺麗に仕上がってるし、弦高の方も、ネックの調整をかなりシビアに追い込んでくれたようで、いい感じです。さて、、、楽器に釣り合うように腕を磨かないと(汗)。
銀座で買った例のヤツですねー?
大枚はたいて買っているんだから、修理はしっかりしてもらわないと、ですね。
まあ、でも山野はそういう点では安心だと思います。
私はエレクトーンをなんとリサイクルショップで買ってしまったので、具合が悪くなったらおしまい…です。
見た目はキレイなんだけど、何しろ電子楽器。中身まではわからないからなー。自己責任(苦笑)
投稿情報: ばんび | 2012年8 月12日 (日) 00:21
そうそう。例のやつね。
山野さん、今回、最初の店員さんはイマイチで大丈夫かと思ったけど、引き継いでくれたベテランの店員さんはバッチリやったね。
どこから買うか?は結構大事。
僕もオークションで買った楽器が2本あるんやけど、それは自己責任やね。一応、大阪にオーダーで一からギター製作やってる工房を見つけてあるんで、最悪何かあったらそこに持ち込むつもり。
投稿情報: bogey#1 | 2012年8 月12日 (日) 00:52
Ya learn something new eevryday. It's true I guess!
投稿情報: Derin | 2013年2 月 5日 (火) 10:41