震災以降、いろいろな事象について、賛否大きく別れたいろいろな意見を目にしています。特にツイッター経由で。フィルタリングされていないソーシャルメディアの「生の声」というのはこういう事か、と改めて実感します。音楽を含むエンターテイメントのイベント開催についても然り。
そんな中、布川俊樹さん、Standard Jazz Project のライブに行きました。
黙祷の後、始まった一曲目、 "Moon River" は、水もしたたるような艶やかなギター。音の粒立ちがハンパじゃない。アルバム"Standard Jazz Project"からの選曲を中心に、過去のアルバムのオリジジナル曲も交え、終始白熱した演奏。一曲一曲、相当長かったと思うんですが、飽きさせないダイナミックな展開。
「日本がこういう状況の中、演奏ができるだけでも感慨深い」とおっしゃってましたが、それを裏付けるように一音一音、噛みしめるように弾かれる様子が印象的でした。
「こういう時だからこそ、元気な地域の人はちゃんと普通に生活して経済を回さないと、被災地を助けられない」という主旨の事を繰り返しおっしゃってましたが、僕も賛成です。
そして、僕としては、すばらしいギタリストのレッスンを受けている事の有難さを実感。今は「布川さんに習ってます」というのが憚られる情けない体たらくですが(その割には堂々とブログ書いてますが・笑)、何としても教えていただいてる事をモノにして成長したい、と言う想いを新たにしました。
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