年賀状に「今年はなにも買いません!」と書いてきた御仁がいらっしゃいました。笑ってしまいました。僕も同類です。楽器、機材、何か買った後は「もう買わない」と思うんですが、、、やってしまいました、、、これ。
そう、あの Paul McCartney で有名な、Karl Hofner(カール・ヘフナー)の500/1、通称ヴァイオリン・ベースであります。
高校の頃からThe Beatles は大好きだったけど、その後始めたのはギターだったので、自分がこの楽器を手にすることになるとは思ってもみなかった。が、1年ちょっと前に、グレコのコピーモデルを試奏してしまったのがそもそものきっかけ。
そうは言っても僕はベーシストじゃないから買ってすぐに実戦投入できるわけでもないし、そこまで本気ではなかったんですが、坂本龍一さんのスコラ・音楽の学校で、細野晴臣さんがこのベースを弾いてたり、「ビートルズがiTunesにやって来た」時にサイトで見たライブ映像があまりに熱くて、そういうの見るたびに刺激が、、、(笑)。
もう一つの理由は「ハコもの好き」。僕が持っている楽器のうちソリッド構造はストラトキャスターとジャズベースだけで、他はフルアコ、セミアコ、セミソリッド、アコギ系と、とにかくボディに空洞がある「ハコもの」が好きなんです。Hofnerはクラッシック系弦楽器メーカーだけあって、この500/1もその要素を色濃く残している。ギターで言うフルアコと同じ構造です。
というわけで手に入れたドイツ製ヘフナー、シリアルから1999~2000年頃の製造と思われる1963年モデルのレプリカ。予想どおりハコ鳴りが気持ちいい、弾く気をそそる楽器です。中古ということで金属パーツのサビを落とし、レモンオイルで指板を掃除。ピックアップ調整に難がありリペアが必要ですが、それはまた後日。あとは弦をフラットワウンドに張り替えたらいい感じになりそう。
これでまず弾きたい曲はこれ。All My Loving。メロディックなウォーキングベースがすばらしい。しかしこれ弾きながら歌うのは相当タフですねぇ〜。
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